SSブログ
スポンサードリンク

インフルエンザも流行期にあります【注意】 [健康]

最近のノロウイルスのニュースに隠れて目立ちませんが、インフルエンザも流行期に入ってます。大阪府では警報レベルに達しています。

今期(2013-2014)の季節性インフルエンザですが、AH3 亜型(A 香港型)の割合が最も多く、次いでAH1pdm09、B 型の順となっているそうです。

ちなみに、A型は時々遺伝子が大きく変わるので、時折パンデミック(世界的な大流行)を起こします。2009年4月にメキシコで発生した新型インフルエンザ(H1N1)は瞬く間に世界中に広がり、パンデミックを起こしました。その発生から1年4ヵ月が経過した2010年8月、WHO(世界保健機関)はパンデミックの終息を宣言しましたが、この間に世界200ヵ国以上で流行し、18,000人以上もの人が亡くなりました。怖いのは、鳥インフルエンザ(H5N1)ですが、アジアや中東などでヒトへの感染が報告され続けており、相変わらず50%程度と高い致死率となっています。
1997年に流行したH5N1型、2009年のH1N1型、現在流行の兆しを見せているN7H9型と、A型インフルエンザウイルスは、ウイルス粒子表面にあるH(ヘマグルチニン)とN(ノイラミニダーゼ)という糖蛋白に変異が起こる事で、その組み合わせの数だけ亜型が発生します。怖いのは、
なお、<B型>は、A型のような突然変異をおこさないため、世界的な大流行を起こすことはありませんし、<C型>は感染した場合も、風邪程度の症状です。

風邪とインフルエンザとはどのように見分けるのでしょうか?

以下のような症状があればインフルエンザの疑いがあります。

●38℃を越える高熱がある
●寒気・震え
●倦怠感
●関節痛・筋肉痛
●頭痛
●喉の痛み
●咳(起こらない場合もある)
●鼻水
●くしゃみ

いわゆる風邪とインフルンザの症状は、咳、喉の痛み、発熱するなどは変わりません。違うのは体温上昇の程度です。インフルエンザでは発熱するとすぐに38℃を越えてしまいます。人の体温は目覚めたときより夕方の方が高くなりますが、朝から38℃以上の発熱があった場合は要注意です。


さて、インフルエンザにかかった場合、熱が下がったら、すぐに会社に出社したり、学校に行ってもよいのでしょうか?

インフルエンザは発症してから通常3~7日間はウイルスを排出すると言われており、熱が下がっても、2日間は感染させる可能性があります。したがって、治っても2日間は、外出を控えましょう。
普通、5日分のクスリを飲み切って、熱が下がったら2日ガマンしてください。


予防法はノロウイルスの場合も同様ですが、外出にはマスクをすること、手洗い、うがいの励行ですね。

ウイルス予防の空気清浄機なんかもいいかもしれません。




共通テーマ:健康

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。